カナダ モントリオールで 養蜂や業界の今を視察【養蜂視察レポート】
日 時 : 9月8日〜13日
メンバー : 社長、情報営業課 瀧源、名古屋支店 中谷、情報開発3課 後藤
APIMONDIA 2019 視察
全世界の養蜂家や研究者、養蜂メーカーがカナダのモントリオール市に集まり、研究報告会と同時にメーカー展示会が開催されました。
今回、瀧源社長の知人で養蜂協会に所属している養蜂家の立石様のご同行でご教示いただきながら、世界各国の養蜂メーカーのブースを見学してきました。
主に海外メーカーの設備機器や技術、資材の使用方法などを重点的に視察してきました。特に中国の資材ラインナップ量は群を抜いており、各国の養蜂メーカーも生産は中国で行っているところが非常に多く、大国のパワーを感じました。
残念だったのが、先進国でも日本だけが出展も講演もしていない状況でした。日本の養蜂は世界に置いていかれているという話をよく聞きますが、実感しました。
蜂の出入り量をコントロールできる樹脂製品。
各国の様々な燻煙機を確認できて今後の参考になりました。
様々な養蜂設備機器の中で蜜こし用タンクの展示が非常に多い印象でした。モーター付きなど仕様は様々。
海外では巣箱内の温度データを管理するのが当たり前のようです。
スズメバチを巣箱の中に誘い込み撃退する製品。
養蜂場 Intermeal 視察
モントリオール郊外にある養蜂場の視察をしてまいりました。毎年養蜂家を中心に10万人の見学者が訪れているそうです。
見学していく中で、規模と設備、管理のレベルの高さに驚かされました。蜂の飼育現場は時期が過ぎていたため見学はできませんでしたが、採蜜から製品化までの工程を見学させていただきました。採蜜は日本ではほぼ手作業で行っているのに対して、オートメーション化が進んでいました。
同養蜂場で巣箱8,000群(1群=巣箱1箱)所持しているそうです。その他、メープルシロップができる樹液が出る木も18,000株、リンゴの木も700株あるそうです。

ハチミツの瓶詰めライン

ハチミツワイン貯蔵庫
ミツバチの越冬倉庫。倉庫内はひんやりと寒い。巣箱の中にミツバチが入っており、仮死状態で越冬開始!!
ApiHex 訪問
カナダの養蜂器具メーカーを訪問しました。器具自体は中国生産の製品が多く、種類も豊富で、日本では見たこともない道具もありました。

燻煙器についても様々な形状がありました。本体上部だけでも日本には無い仕様を見ることができました。
昔の養蜂巣箱。現在は、長方形の箱の中に長方形の巣枠を入れて飼育しますが、この写真の巣箱は、巣枠は薄い板を丸めたもので、その丸の中に蜂が巣を作っていくようです。
視察を通して
日本と海外でのスケールの違い、そして作業効率など、日本は養蜂分野で圧倒的に後進国だったことが分かりました。養蜂器具の品質面は、国内生産であれば、唯一勝るのではないかと推測します。
日本の養蜂製品は、技術の進んでいる海外製品にどんどん押され、輸入品が増えているのは明らかです。
日本の伝統ある養蜂を守りながらも、新しい技術を取入れ養蜂業界の発展にお役に立てるよう、タキゲンアグリチームで探求してまいります。
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