中国出張には香港系のSIMカードが便利
上海出張の際に悩んだ挙句、浦東空港で買うことを断念しAmazonで香港系のSIMカードを購入しました。
中国はネットの規制が厳しい
調べたところによると、中国ではgoogleもLINEもFacebookもTwitterもYoutubeも規制されていて、接続することができません。
そんなお悩みを解決できるSIMカードが存在していました。香港系のChina Unicomの「中国本土31省と香港で7日間利用可能 プリペイドSIM」。通話はついていませんが4G回線を2GB分使うことができます。
Amazonから1500円程度で購入する事ができました。
設定方法
検証機:g07 SIMカードを挿れ、中国で起動するだけで自動的にAPN設定が完了していました。データローミングをONに、モバイルデータ通信もONに、念のために再起動させ、接続を確認。テザリングも問題なし。
検証機:SO-01H(docomoをSIMフリー化) g07とは異なりSIMカードを挿れただけではAPN設定がされず、つながりませんでした。添付のマニュアルをみながら名前とAPNの欄に「3gnet」と入力し保存。データローミングをONにし、念のために再起動したところ、問題なくつながりました。テザリングもOK。
緊急用の電話回線は通常使用しているSIMカードをガラケーに挿れることで解決
データ通信のみのSIMカードであったため、緊急用に日本で使用していたdocomoのSIMカードを使わなくなったdocomoのガラケー(P-01F)に挿れ再起動。設定不要で接続を確認。日本への国際電話も可能でした。
ただ、SO-01Hに入っていたSIMカードはnano SIM、ガラケー(P-01F)はmicro SIMとサイズが合わないため、アダプターが必要です。しかしChina Unicomは全サイズに適用した切り取りタイプのSIMだったため、残った廃材に重ねたところ、ピタッとはまり、micro SIMサイズに変換することができました。
注意点
日本とのやり取りはLINEを中心に行えますが、現地にいる人たちとはLINEがつながらないため、WeChat(中国版LINE)をインストールしておくと便利です。
日本とのLINE通話も、上海でのWeChat通話も、ストレスのない音質で会話することができました。
また、キャリア契約しているスマホをSIMフリー化した時に、機種によってはテザリングができないため、必要な場合は事前に確認するようにしましょう。
検証機
スマートフォン:goのスマホ (g07)
ネットワーク(周波数帯):
LTE:B1(2100) / B3(1800) / B8(900) / B19(800)
W-CDMA:B1(2100) / B6(800) / B8(900)
GSM:850 / 900 / 1800 / 1900 MHz
スマートフォン:SO-01H docomo契約をSIMロック解除
ネットワーク(周波数帯):
LTE:B1(2100) / B3(1800) / B8(900) / B19(800)/B21(1500)/B28(700)
W-CDMA:B1(2100) / B6(800) / B19(800)
ガラケー:P-01F