川崎汽船株式会社様 環境フラッグシップ”DRIVE GREEN HIGHWAY”披露会に参加
川崎汽船株式会社様の先進の環境性能を持つ大型自動車運搬船を間近で体験してきました。
約2270坪、マンション12階建相当の高さ
DRIVE GREEN HIGHWAYは、川崎汽船が考える次世代型環境フラッグシップです。最先端技術を結集し究極の環境負荷の低減と省エネを追求して建造され、持続可能な社会と美しい海を次世代へと伝えるため、4つの重要な取り組みテーマ「CO2の排出量の半減」「新エネルギーの転換」「生態系保護」「大気汚染防止」を策定し、これらの課題を解決するモデルとして計画された船です。
この船は7500台積みの自動車運搬船で、旧日本軍が建造した史上最大の戦艦「大和」と同じくらいの大きさです。巨大な船にもかかわらず最大定員は31名という少ない人数で運航されます。
当船舶も、基本的には一般の船舶同様に重油を燃料としますが、
- 太陽光発電パネル
- バラスト水処理装置
- SOxスクラバー(大型排気ガス浄化装置)
- 水混合燃料とNOx生成抑制装置
- 低摩擦塗料
など、様々な環境・省エネ技術を採用し、従来型の船と比較してCO2を25%以上、NOxを50%以上、SOxにおいては90%以上の削減を実現しています。
当船に乗り、世界最先端の技術と環境保全の取り組みを見れる貴重な経験ができたことを嬉しく思います。
(川崎販売 瀧源)