主力5業種へ注力、そして挑戦 技術営業部長 田中 貢 −2020年 賀詞交歓会−
−2020年 賀詞交歓会−
技術営業部長 田中 貢 あいさつ
製品PRに注力し71期売上目標達成を期する
弊社は1月が期末で決算月となります。
予測では、設定した売上目標260億円を達成できる見込みです。前期より数値はダウンしておりますが、想定の範囲内で収まってくれたと考えています。
この要因の一つは米中貿易摩擦が挙げられます。
昨年この場で、この影響を最大の懸念材料としたのですが、その通りとなりました。
また昨年の半導体業界は国内外問わず大幅な落ち込みとなりました。しかし、この春先ぐらいに第5世代通信(5G)が業界を牽引して市場は回復すると予測されているため、期待しています。
また、医療機器・通信・ロボット・輸送機器分野なども好景気が予測されています。これは弊社の主力販売先や新規開拓を目指している分野も含まれているため、製品PRに注力していきます。
4つの営業方針で目標達成に挑む
この予測を視野に、今年の営業方針は次の4項目を柱とします。
①タキゲン主力販売5業種客への重点販促
②「医療・介護・福祉」・「ロボット産業」分野での製品開発
③電気錠関連の情報収集・新製品開発
④営業力および営業品質の向上
一番注力するのは①です。弊社はお客様を業種で分類し管理していますが、重電機器・電気設備をはじめとする主力の5業種は競合他社が多く競争も激しいため、勝ち抜いていかなければなりません。新しい業界の開拓も必要ですが、従来から弊社が主戦場としてきた業界は絶対に負けるわけにはいきません。屋台骨が揺らがないよう土台を固めたうえで、新規業界の開拓、新しいチャレンジを考えています。
品質向上に向け両者間で強固な協力関係を構築
結びに、協力工場の皆様にお願いです。お客様とよく問題になる納期・価格・品質の3つのことです。
特に、最良の製品創りは重要です。品質といっても、決して協力工場様だけの問題ではありません。弊社でも常に品質に対する社員の意識改革を行っておりますが、モノづくりのプロである協力工業様からのより良い製品創りのためのご協力・ご指導が欠かせません。経験から得られる様々な知識とそれをカタチにできる力を武器に、今年も乗り切ってまいりたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。