「タキゲンの人材育成システムこそ誇り」 瀧源 愛子 代表取締役
「タキゲンの人材育成システムこそ誇り」
にっこりとたすきを渡せる人生を
皆様、新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年に箱根駅伝を観賞し、全力でたすきを渡す姿を見て、感じるものがありました。それは走り去って過ぎていくその光景は、我々の毎日の姿と同じではないかということでした。一瞬で過ぎていく毎日に、私自身はどのようなことを考えて生きているのだろうかと問われているかのようでした。
たすきを渡すときに笑顔で相手に渡せるのか、また、仲間が見えるのに渡しきれないで終えるのかと考えると、やはり笑顔で仲間にたすきを渡せたら、それこそ素敵な人生だと思いました。
励まし支え合う仲間の絆
優勝したチームの監督インタビューで、「生徒にどういった教育をしているのか」との質問に「1年生も4年生も同じように上下関係なく接する」とおっしゃっておられました。
どこの会社でも上下関係はありますが、その垣根を越えて心の通い合う仲間づくりが一番大事ではないかと教えてくれました。力を合わせて努力して、1位になることは非常に素晴らしいことです。では、タキゲンはどうだろうと考えたとき、負けてはいないと感じました。
それは寮制度です。人間関係が希薄になったいまの時代に、若い社員は支店長夫婦によって、人間として、仲間としての教育だけではなく、家族のように育てられます。ともに励まし支え合っての仲間づくりがタキゲンの誇りです。先代は良いシステムを作ったと思います。今後も仲間づくりを大切にして、仲良く、明るい会社にしていけたらと思います。
未来に向けて
個人としては、自分が輝いていかなければならない。輝けるように自分なりに努力していくことが、社員と協力工場様の希望と安心を支える原点になるのではないかと考えています。
未来はどうなるかは誰も分かりませんが、皆が助け合い、協力し合い、支え合っていくことで、乗り越えていけると思います。
これからも私自身、元気で頑張ります。今後も豊かな心でお付き合いさせていただけたらありがたく思います。
本日はお忙しいなか、お越しいただきまして、誠にありがとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。