松山空港は待つこと間違いなし。最低30分の覚悟が必要。SIMカード購入方法「台湾編」
SEMICON台湾の説明員として出張してきました。SIMカードの購入についてレポートします。
販売しているのは中華電信のみ
松山空港に降り立ち、早速空港でSIMカードを購入しました。場所は出口Dの近くにあります。人だかりができていても、まずは順番待ちの券をゲットしましょう。左のコーナに機械がおいてあります。
今回は中華電信のサイトで事前予約を行いました。日本語のページが準備されています。使用する日程と名前、パスポート番号などを入力してバウチャーを印刷しておきましょう。うっかり持っていくのを忘れてしまったのですが、特に問題ないとのことで料金プランを指さしするだけで簡単に購入することができました。購入するときにパスポートと免許書などの身分証明書が必要と書かれていましたが、パスポートのみで購入することができました。
選んだ料金プランは5日間500台湾ドル。300台湾ドル分の通話料が含まれます。支店や現地スタッフと通話するかもと、こちらのプランを選択しました。
4Gでデータ使用量は無制限です。あまり通話しない場合は、5日で300台湾ドルのプランもあります。
SIMフリーの携帯電話を渡すと、SIMカードの交換とAPN設定し開通を確認してくれます。至れり尽くせり。
使用した感想
日本では格安SIMを利用しているせいか、中華電信の4Gのほうがスピードが早く快適でした。またテザリングにも対応しているため、持参したiPadでも快適にインターネットをすることができました。
通話については、話す度に使用履歴がメッセージで通知されます。あと何分話せるかおおよそ確認できます。
デメリット
松山空港には中華電信しかSIMカードを購入できる所がないため、12時頃に台湾に到着した私で30分の待ち時間がありました。先輩二人を待たせ、とても肩身の狭い思いをしました。SIMカードを購入するときは時間に余裕を持って行動する必要があります。また帰国時、15時頃確認しに行ったところ一時間待ちとの事でした。
Wi-Fiルーターのレンタル
先輩二人用にWi-Fiルーターもレンタルしてみました。事前に台北ナビから口コミのいいところを選びました。こちらも中華電信4Gで5日間で2700円。松山空港で受け取りました。台北ナビの記事とは異なり、クロネコヤマトさんの窓口で受け取りました。カウンターにいたお兄さんは日本語も堪能で、待ち時間もなくとてもスムーズでした。
回線スピードについても、まったく問題なくSIMカードに比べて割高ですが、5台まで接続できるため、展示会場や移動中も頻繁に利用していました。
ただ、一日中起動しておくと夕方、電池切れになってしまうので、電源のコントロールが必要になってきます。
最後に、SSIDとパスワードはWi-Fiルーターの裏に記載されています。パスワードには大文字小文字の区別が必要になってきますのでご注意下さい。
まとめ
松山空港の場合、SIMカードの購入に時間がかかるため、通話はLINEと割り切り、Wi-Fiルータがおすすめという結果となりました。
また、帰国時にSIMカードを日本のものに入れ替えいようとしたときに、ピンを持ってくることを忘れたため、家に帰るまでインターネットはおろか通話もできませんでした。ピンまたはクリップを忘れずに持参するようにしましょう。
検証機
スマートフォン:FREETEL XM(FT142D_LTEXM)
ネットワーク(周波数帯)
2G:900/1800/1900MHz
3G(WCDMA):2100(Band1)/800MHz(Band6/19)
4G(FDD LTE):800(Band19)/ 1700(Band3)/ 2100MHz(Band1)