2021年 新年のご挨拶

タキゲン製造株式会社
取締役
技術営業部長
田中 貢

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

皆様のおかげで、今年も我が社は無事に新しい年を迎えることができました。衰えを見せない新型コロナウイルスという大きな脅威により、大変厳しい年となりましたが、依然として予断を許さない状況であり、いまだその影響は計り知れません。しかし、ネガティブになっていてばかりでは企業の発展は成し遂げられませんので、前を向いて活動していく所存です。

おかげさまで、我が社は今年で創業111周年を迎えます。

ゾロ目の数字は縁起が良いと言われており、特に「1」という数字には「思案がすばやく現実になる」という意味があるようです。気持ちだけでも信じてポジティブな思考を持てば、前向きな行動に繋がってくるのではないでしょうか。

ポジティブに物事をとらえれば、新型コロナウイルスの影響は決して悪いことばかりではありません。一例としては、WEB会議の導入をはじめとするデジタル化の推進です。人の往来を自粛し、訪問などに制限が掛かったことから、お客様との打合せはもちろん、社内会議もWEB会議で代替されるようになりました。当社は一部においてまだまだアナログな会社であるが故に、新型コロナウイルスの発生が無ければ、こういった施策の導入はもっと遅れていたと考えられます。

コロナ禍において浮き彫りになった改善・改革の余地は多々ありますが、できることから少しずつ着手して参ります。また同時に、魅力ある新製品開発にもこれまで以上に力を注ぎ、お客様が要望する製品をいち早く供給できるよう準備を整えていきたいと考えております。

今年の干支は丑です。

丑にまつわることわざに「商いは牛の涎」というものがあります。商いをするには、せっかちであってはならず、気長に辛抱強く続けるべきであるという意味で、現在の状況にあってまさにその通りであると痛感しております。

今年はこの言葉を胸に邁進して参りますので、何卒、倍旧のご支援・ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

年頭にあたり、皆様のご健勝とご発展を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。