新年あけましておめでとうございます。皆様には、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。旧年中はひとかたならぬご厚情をいただきありがとうございます。

さて、この2年間の新型コロナウイルス感染拡大の影響で経済は大きなダメージを受けてきましたが、日本においては感染状況が下げ止まりの様相を呈してきております。

そのため、昨年秋ごろから国内の社会・経済活動が徐々に上向きに転じており、今年はさらに活発に動き始めるのではないかと予測しております。

ただし、世界に目を向けるとまだまだ感染が収束しておらず、手放しで安心できないのが現状です。

このような状況下ですが、お陰様で弊社の売上は一昨年度となるコロナ禍以前に戻り始めております。今年はさらなる売上の伸びを期待しておりますが、その反面、不安要素として様々な原材料不足による原材料価格の高騰を始めとし、電気部品・半導体不足なども相まって、製品の生産に影響が出ないか懸念しております。このような時こそ社員一丸となって知恵を出し合い、様々な対応策を打ち出し、困難を乗り越えていかなければなりません。

しかし、弊社だけでは解決できない諸問題の発生も十分に考えられます。その際には、日ごろ弊社製品づくりにご支援・ご指導いただいている協力工場様を始め、皆様方からのお力をお借りし、満足いただける製品開発ができるよう全力で取組んでまいります。

新型コロナウイルスの収束を念じて、今年は攻めの営業に転じて参ります。またお客様に対しては、現状をご理解いただきながら、ご迷惑のかからぬよう個々のご要望に寄り添い、コロナ前と変わらぬサービスを提供できるよう努力して参ります。

本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。末筆ながら皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。