タキゲン社員の旅レポート
甲州市かつぬま ぶどうまつり 舌と目で楽しむ一日
毎年10月の第一土曜日は山梨県甲州市勝沼町でぶどうとワインのお祭りが開催されます。今年は悪天候の予報から一変、予想外の良い天気に恵まれました。
ちょっと寄り道
朝9時に東京から山梨県甲州市を目指し出発。途中、山梨銘菓である桔梗信玄餅の製造する株式会社 桔梗屋に寄り道しました。
敷地内では信玄餅をはじめ、様々なお菓子を販売しており、時間により、信玄餅の詰め放題や信玄餅包み体験ができます。きな粉と黒蜜がたっぷりかかったソフトクリームを食べた後、無料で工場見学を体験しました。また、併設されているお菓子の美術館は、お菓子で日本の四季の花々を再現しており、信じられないくらいクオリティが高く、リアルできれいでした。
山梨ならではのお祭り
さて、そろそろお祭り会場へ…。今年も人がたくさんで賑やかでした。20以上のワイナリーが並び、1000円のワイングラスを買うと、会場内のワインが飲み放題になります。食べ物の屋台も山梨のお祭の中ではトップレベルの多さで、食の楽しみもこの祭りが人気な理由の一つです。
ぶどうの種飛ばし大会や、ステージイベント、パレードなどもあります。なかでも、お神輿は欠かせない行事で、その威勢のよさは、いつ見ても鳥肌が立つほど感動します。また、海外からもたくさんの人が訪れ、会場は国際的な印象を受けました。
私たちが訪ねたぶどう園は会場の目の前にありました。ぶどうの棚が屋根となって日差しをよけてくれ、その隙間から漏れる光が一段と雰囲気を高めてくれました。テーブルには様々な種類のぶどうがたくさんあり、すべて無料で食べることができます。
夕暮れになるとワインで顔が赤くなったのか、夕日に赤く染められたのか分からなくなるほどになりました。
勝沼鳥居焼き
美味しいぶどうとワインを堪能したあとは、場所を移して休憩しつつ花火を待ちました。日が沈むと街の明かりが灯り、夜景がきらきらと輝きだしました。都心とは違い辺りは静かで、幻想的な光景に心が穏やかになりました。
そんな時、火の種が徐々に近づいてきました。聖火隊が出発した模様です!鳥居焼きです。火が徐々に山の上まで燃え移り、鳥居の形が出た瞬間、目の前から花火が打ちあがりました。高く打ちあがった花弁はまさに地上に降り落ちてきそうでした。
花火の終了で祭りはフィナーレとなります。
今年もぶどう・ワインの収穫に感謝し、また来年の大収穫を祈りながら山梨を後にしました。来年もぜひ山梨の旅に出かけましょう!!
(品質保証部 金)