ガスダンパーの選定をサポート!シミュレーションツールを開発しました

ガスダンパーとは、重い蓋に取付けることで重量を軽減し、軽い力で操作することができる補助パーツです。蓋の質量と重心の位置、ダンパーの本数に加え、取付け可能な位置により適正な反力が変わってきます。タキゲンではお客様の製品選定をサポートするためにガスダンパーのシミュレーションツールを開発しました。
重心位置の求め方
「重心」は蓋の仕様から計算し、結果を入力してください。


蓋の形が長方形の場合は、中心が重心になります。先端に操作ハンドルなどの部品が付くと、重心も先端寄りへ移動します。
例えば、L字型の蓋の重心を求める場合は、2つの形状に分けて考えます。回転中心(0位置)から重心までの距離をXG、YGとするとき、以下の公式から計算できます。蓋と操作ハンドルなど、重さが異なる場合でも同じです。
Y方向が回転中心より下にある場合は、マイナスで入力してください。
例)蓋の重さは6kg(m1)と2kg(m2)の合計8kg

重心位置はCADソフトで簡単に計算することができます。

2次元CADの場合は、「図心」と表現されます。
※比重が異なる物質で構成された蓋は、それぞれの重心を求め、今回紹介した公式を利用して計算してください。
詳細はCADソフトメーカーにお問合せください。