平成30年度 新入社員春季合宿研修を行いました。
タキゲンでは、合宿生活を通じて規律・礼節・社会人としての常識など必要最低限な基礎知識を学び、タキゲングループの一員としてふさわしい意識と行動を身につけることを目的とし、入社間もない新入社員に合宿での研修を行っています。
学生時代とは大きく異なる社会人としての常識や、求められる意識などを講習や実習を通じて学んだ彼ら。6日間の研修を経て、何を思い何を得たのかをご報告します。
研修を通じてMVPを受賞した社員が、代表して記事を書くこのスペース。
松井君がMVPを獲得。おめでとう!
弱さ、甘さを変えて上を目指す
今回の研修では、同期や周りの先輩に助けられながらも、自分自身を大きく成長させることができました。
説明会では「学生気分から、社会人へ」という研修目的を何度も言われましたが、私は上手く取込められないまま、研修の序盤を過ごしていました。また、上を目指し取組む姿勢を忘れ、班長のような責任のある役割から逃げていました。
研修の日程が過ぎる中で同期全員の意識が変わり、すべてのことに積極的に取組む姿を間近で感じ、さらに指導員からも何度も激励がありました。その中で、上を目指そうとしない自分の甘さに気づかされ、その姿勢が本当に悔しく、弱さ、甘さを変えたいと本気で思いました。そして、常に全身全霊で、さらに上を目指す姿勢を忘れずに取組むと、固く誓いました。
リーダーとなり自分の殻を破る
甘い考えを変えようと自ら立候補したコンテストリーダー。最終日の基本動作訓練コンテストで、どうすればチームを優勝に導けるのか悩み、行き詰まることが何度もありました。そんなとき、チームのメンバーが声をかけてくれました。また、全員が自身の限界に挑戦し、それぞれがつらい状況だったにも関わらずサポートしてくれました。その姿に感謝の気持ちが芽生え、どうしても全員で最高のコンテストを作りたいという思いがこみ上げてきました。リーダーとして、これまで感じたことのないほどのプレッシャーで、自分で自分を追い込むような感覚でした。しかし本番では、チーム全員が一つになることでプレッシャーを忘れていました。
また、皆が全力で取組んでくれたお陰で、私は気持ちの弱さに打ち勝つことができ、一番欲しかった優勝の栄光を手にすることができました。
すべてのことに全身全霊を
この研修で同期、班のメンバーのお陰で私自身の弱さ、甘さに気づき、さらにそれを変えるための機会を与えてもらい、成功体験まで積むことができました。
感謝の一言では表しきれないほど多くの場面でたくさんの人に助けていただきました。この学びを研修だけで終わらせることなく、自身の強みに変え、理想の社会人になれるよう、すべてのことに全身全霊をかけて取組み、日々成長していきます。
春の研修スケジュール
研修内容と研修生の感想をまとめました。
1日目
各支店より移動
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サンライズ九十九里
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オリエンテーション
学生気分を一新し、社会人としての自覚と責任感を目覚めさせます。研修にあたり個人目標を立てます。
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規律・礼節講義、基本動作訓練
タキゲンといえばこの訓練。チームワークや信頼関係を築き、精度を高めることを目的としています。
2日目
ラジオ体操
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長い歴史の中で名物化される1分間スピーチ。
アピール力と創意工夫を育てます。
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チームワーク実習
情報収集能力を試されるチーム対抗のゲームを行います。
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3日目
ラジオ体操・1分間スピーチ
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チーム活動
「けんけんレース」「大縄跳び」の2種類のゲームでリフレッシュ。
張り詰めた緊張感はここではオフに。
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「学生時代学んだことで社会に貢献するには」
研修前に課題を与えられ、事前準備をしてプレゼン力を競います。
お互い採点し合うことで、何が評価されるポイントなのか、良い点と悪い点を確認しました。
4日目
ラジオ体操・1分間スピーチ
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基礎講座
ビジネスマナー、カタログの見方を身につけます。
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グループ討議およびプレゼン実習
テーマは「どんな社会人になりたいか」。思い描く自分たちの理想像を3分間で発表します。
5日目
ラジオ体操・1分間スピーチ
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基本動作訓練コンテスト
チーム対抗で基本動作をコンテストします。
一つひとつの動作を正確・機敏にチーム全体でまとめ上げます。
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個人面談
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サンライズ九十九里
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各支店への帰路
研修を通して
学生の時とは違って常に100%のパフォーマンスを求められる体験は、新入社員たちの貴重な体験となり、大きく成長しました。
仙台
最終日に初めて1分間スピーチに当たりました。自分が一生懸命アピールをしてそれを見てくれて気づいてもらうことが、こんなに嬉しいものだと気づくことができました。
黒田
私が最も成長できたのは自信です。自信が無いために進んで行動できなかったのが、メンバーの優しさとやる気に刺激を受け、変わることができました。
馬目
班長になり、自分のことだけを考えたら失敗する、自分の求めることが他の人と同じではない、人の意見を聴くことを学びました。
溝口
宇都宮
チームワークの大切さを学びました。会社は一人で回っているのではなく、個々の協力のおかげで成り立っていることを実感しました。
佐藤
浦和
積極的に発言ができるようになりました。全力でやり遂げたいという思いから、自分の殻を破ることができました。
齋藤
チーム活動でオンとオフの切り替えの大切さを学びました。オンのときに全力で取り組めば、オフも同じくらい充実するものになることを経験することができました。
武井
本社・東京
自分の性格と向き合うことができました。「やっているつもり」「頑張っているつもり」という甘えを減らす努力をしていきます。
齋藤
「全力になれば何でも乗り越えられる」ことを身をもって実践することができました。この気持ちを忘れずに、仕事も全力で頑張ります。
戸村
八王子
面談で、意識の低さや必死さが足りないと指摘を受けました。自分では気づかなかったので、しっかり受け留め、次第に体を使った声の出し方を身につけることができました。
福泉
私はこれまで他力本願で、自分で限界を決めてきました。自分が真剣になれば、相手も変わります。みんなのために頑張れると強く思ったのは初めてです。
山本
厚木
熱が入り全力で行うことで、成功すれば自信に、失敗してもそこから得られる学びは深いと知れました。
西村
与えられた1つ1つの仕事をしっかりとこなしていき、時計の歯車のような力になれる人になっていきます。
領家
沼津
「大きな声で挨拶すること」「仲間と協力すること」「整理整頓」「時間厳守」の4つを学びました。リーダーができず悔いが残りましたが、秋には先陣を切って臨みます。
熊澤
名古屋
班長を務め、先のことを考えて行動することの難しさと大切さ、チームワークとは何であるかを身をもって知ることができました。
佐藤
京都
不安いっぱいな私に、面談で「マイナスの面を考えるのではなく、自分のできたことを褒めてあげて次に繋げればいい」と言われ、自信を持つことができました。
武生
1つの取組みに成功するために、常にそのための手段や考えを持ち行動に移すことで、成功できることを学びました。
山脇
大阪
人の上に立つことは難しいことだと分かりました。示しがつく態度、気持ち、行動ができる人間になっていきます。
丸茂
神戸
どれだけ練習しても、人前に立つと緊張という壁が大きいことが分かり、シミュレーションをして緊張に勝てるだけの練習をしなければいけないことを学びました。
木矢
プレゼン実習では、同期たちの発表を見て、どのような発表が分かりやすく楽しめるかが勉強になりました。ゆっくり話すこと、彩りのある資料作りを意識します。
新實
日を重ねるごとに、前へ出て自分の思いを伝えたいという気持ちが強くなっていきました。試行錯誤した自己アピールでスピーチできたことが嬉しかったです。
松冨
広島
初日は失敗を恐れ行動できませんでしたが、次の日にその悔しさを必死でぶつけにいったことで、自分をアピールすることに成功しました。この経験は、人生の財産になりました。
教樂木
動作訓練を通じ、各々が強い参画意識を持ち自立することで良い方向に向かうことが分かりました。支店や班の目標を達成するために、自分が成し遂げるという気持ちを持ち頑張ります。
曽根田
自分の限界を自分で決めてはいけないと改めて感じ、物事を「できるか、できないか」ではなく「やるか、やらないか」で判断しようと思いました。
野吾
自分が考えた改善点や伝えたいことをきちんと口に出すことで、より良い集団行動を作るきっかけになりました。職場でも自分の考えは人に伝えることを心がけていきます。
前森
福岡
人前が苦手でしたが、研修を通して克服することができました。失敗を恐れずにチャレンジしていける人間に成長していきます。
石田
研修初日、班長のトップバッターになろうと立候補しました。そこからまとめる力、リーダーシップ力、積極性が重要であることに気がつきました。
田中
ここまで本気で何かに取り組んだり、仲間と向き合ったりしたことがなかったので、今回の研修では今まで知らなかった自分と出会うことができました。
藤井
合宿研修を終えた新入社員たち。
彼・彼女らにご期待いただくとともに、ご指導ご鞭撻のほどお願いいたします。