平成30年度 新入社員秋季合宿研修を行いました。
タキゲンの一員としてふさわしい意識と行動を身につけることを目的とし、入社1年目の社員に春と秋に合宿での研修を行っています。合宿を通して ①自主性を持っているか ②協力し合っているか ③連絡報告・整理整頓・時間管理はできているか などを問い、高いレベルでの実践を求めます。
学生気分を払拭する春の研修から半年が経ち、どのように成長したかを問う秋の合宿。非日常な4日間を通して、彼・彼女らはまた大きく成長しました。
本研修を通して最も輝いていた社員に贈られるMVPには、野吾さんが選ばれました!
新入社員を代表して、研修を振り返ります。
今回の研修では、「人の意見を聞く力を養う」ことを目標に参画しました。私は春の研修で、積極性を出すことができず、本来の自分の力を十分に発揮できなかったため、秋の研修では自分の限界を突破しようとやる気に満ち溢れていました。
何事も最初が肝心であると思い、秋季研修初日の班長は「絶対に私が務めたい」と決意しました。良いスタートダッシュを切るために、自分が大きな声を出し、みんなのモチベーションとやる気を中心となって引っ張っていきたいという強い気持ちが伝わり、初日の班長に選ばれました。
班長として最終日に行われる「基本動作訓練コンテスト優勝」という大きな班目標を掲げ、そのためには一人ひとりがどう行動すべきなのか考えましたが、思うようにチームをまとめることができませんでした。しかし、自分が行動することでみんなの気持ちも変えられることを信じ、誰よりも大きな声で「気迫」を伝えることを意識しました。
細かい部分を注意し合い練習を重ねた結果、コンテストでは優勝、個人としてもMVPをいただくことができました。
みんなの意見を尊重し、考え、チーム全員で優勝を掴むことができたと思います。そして、人の心を動かすために全力で取組めたことでMVPをいただけたと自負しております。
今回の研修を通して、人の意見に耳を傾け、それを自分の中でも問題視し、解決するにはどうしたらよいのかという「物事への問題意識」の大切さを学びました。また、春より成長した同期に刺激を受け、仕事に対する意欲がさらに高まりました。
支店業務でも、物事に「問題意識」を持ち、常に改善、前進できる人間を目指します。
研修内容と研修生の感想をまとめました
1日目
各支店より「サンライズ九十九里」へ移動
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オリエンテーション
研修の目的を確認し、この半年間で抱える悩みや個人目標を面談します。
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規律・礼節講義、基本動作訓練
チームワークや信頼関係を築き、精度を高めることを目的としています。
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「タキゲンを取り巻く市場について」
厚木支店 廣渡支店長による講義、業界の裏話も。
2日目
ラジオ体操
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長い歴史の中で名物化される1分間スピーチ。
アピール力と創意工夫を育てます。
スピーチを通して情報収集と事前準備の大切さ、枠にとらわれない表現力を学びました。
(神戸支店 新實)
強い気持ちでいれば相手に伝わると実感できました。これまで失敗を恐れたり周りを気にしすぎていましたが、自信を持って全力で取組んでいこうと変わることができました。
(福岡支店 藤井)
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Plan(計画)、Do(実行)、See(評価)実習
PDSの講義を聞いた後、チーム対抗の点取りゲームを行います。計画したことをいかに実行し、振り返ることの大切さを実習します。
点取りゲームで勝つためにはどうしたらいいのかチームで話し合い実際に動いてみましたが、結果は惨敗。綿密な計画となぜその計画を立てたのか、根拠が重要だと感じました。
(厚木支店 西村)
確実に結果を出すためにしっかり計画立案をする大切さと、場面によって臨機応変に対応する重要性を学びました。
(京都支店 武生)
計画通りにいかないときに気持ちが焦ってしまい、考えが甘かったと分かりました。悪いことも踏まえて計画を練ることが大切だと思いました。
(仙台支店 黒田)
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研修前に課題が与えられ、事前準備をしてプレゼン力を競います。皆で採点することで、何が評価されるポイントなのか、良い点と悪い点を確認しました。
スケジュールと目標を明確にして挑んだ結果、春季・秋季のプレゼンともに全体1位を獲得することができました。結果にこだわって取組む姿勢を経験できました。
(名古屋支店 佐藤)
3日目
ラジオ体操・1分間スピーチ
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「スケッチ・ポンチ絵の基礎と描き方」
設計部、開発部のベテランによるタキゲンパーソンには欠かせないスキルを磨く人気の講義。
構想を図にすることで打合せや開発が迅速に進むことを学びました。特注品の依頼が入った際には、お客様の構想に近づけるために学んだ技術を活かしていきます。
(浦和支店 齋藤)
定規を使用せずフリーハンドで描いていきます。実際の製品を思い浮かべながら描いていくと、奥行きなど均等にならず難しく感じました。
(東京店 戸村)
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チーム活動
「ピッタリレース」「大縄跳び」の2種類のゲームでリフレッシュ。張り詰めた緊張感はここではオフに。
ピッタリレースはボールを転がし、最も壁に近づけたチームが勝ちというルール。
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グループ討議およびプレゼン実習
モノづくりの会社だからこそ、自分たちの発想で喜ばれるグッズを創ってみよう。今年のお題は「タキゲンらしいノベルティを創れ」。
4日目
ラジオ体操・1分間スピーチ
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基本動作訓練コンテスト
チーム対抗で基本動作をコンテストします。一つひとつの動作を正確・機敏にチーム全体でまとめ上げます。
自主性を持って物事に取組めば、思っている以上の力を発揮できることが分かりました。また甘えを捨て自分を追込むことにより、周りがついてきてくれるのだと実感しました。
(仙台支店 溝口)
周囲の意見を聞き入れ、そこに自分の意見も取込んでいく。そのプロセスをつくることでチームのベクトルが合っていくことを知りました。
(名古屋支店 松井)
逃げてしまうと成長できない、失敗を恐れず最後までやりきろうと思った結果、見事優勝できました。一丸となって助け合えば、こんなにも強い集団になることを学びました。
(広島支店 教樂木)
班長を経験して
班は3グループあり、毎日班長を交代します。経験することで、新しい発見がありました。
自分の長所と短所を改めて知ることができました。自信がないときは自信が持てるまで繰り返し行うことで克服していきます。
(浦和支店 武井)
皆をひっぱっていくことが想像以上に難しいと実感しました。視野を広く持ち、失敗を恐れず積極的に行動することを、今後の課題としていきます。
(厚木支店 領家)
自信のない人にはついていかないということに気づきました。のしかかるプレッシャーや責任感に負けてしまいそうでしたが、堂々と振る舞うように心がけて挑みました。
(神戸支店 松冨)
意見を反対されたらという恐怖心があり、集団の中で発言することを避けてきました。しかし班長になったことで初めて自分で納得して意見を言うことができました。
(広島支店 曽根田)
リーダーシップを発揮させ、積極的に発言、行動を取っていくことを目標に掲げて挑みました。「班長になる」「3回のスピーチパーフェクト」「コンテスト優勝」全てを達成できました。
(福岡支店 田中)
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個人面談・決意発表
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各支店への帰路
研修を通して
周囲を見て考えたことをすぐ行動に移せなかったことを悔やみます。今後、様々なことに対して自分の考えを持ち、積極的に行動していくよう努めます。
(本社 齋藤)
事前準備の重要性、そして協力して物事を成し遂げることの難しさを学びました。業務においても先輩社員と助け合いながら業務の質と正確性を高めていきます。
(仙台支店 馬目)
リーダーの要素、計画を立てる難しさ、時間を有効に使うこと、優先順位を把握する大切さを学びました。
(八王子支店 福泉)
チームを変えたいという強い思いから、自分は何ができるのか常に問題意識を持って行動することで成功に繋がるのだと実感しました。
(八王子支店 山本)
「人が環境を作り、その環境が人をも変える」ことを実際に感じることができました。
自分の役割を考え見つけ、全力で実行していきます。
(沼津支店 熊澤)
自分に足りないことが明確になりました。「様々なことを想定して準備すること」「全体を把握し業務の優先順位を決めること」です。これを改善してさらに成長していきます。
(大阪支店 丸茂)
何が理解できて何が理解できていないのかを明確にして、確実に遂行していくことが重要だと気がつきました。
(京都支店 山脇)
自分に自信がなく不安そうにしていると誰一人ついて来ない。主体性を持って行動し、意見を発信しなければ良いチームワークは生まれないことを学びました。
(広島支店 前森)
春と秋の2つの合宿研修を終えた2018年入社の新入社員たち。
彼・彼女らにご期待いただくとともに、ご指導ご鞭撻のほどお願いいたします。