2019年度 新入社員秋季合宿研修
春と秋に行われる年2回の合宿研修を通じて社会人としての基礎知識を学び、タキゲンの一員としてふさわしい意識と行動を身に付けるための研修を行っています。
春の研修で感じた様々な想いを、半年の業務でどのように昇華したか。各人の成長を試す3日間となりました。
2019 Autumn MVP
本研修を通して最も輝いていた社員に贈られるMVPには、加藤君が選ばれました! 新入社員を代表して、研修を振り返ります。
限界を作らずやりきる
私は、今回の新入社員秋季合宿研修で「限界を作らずにやりきる力を身に付ける」という目標を立て参画しました。
春季研修ではどこか自分に甘い部分があり、最後まで限界を突き破ることができなかったと、研修が終わった際に後悔しました。そのような経験を二度としないためにも、全ての研修内容において全身全霊で参画しました。
初日の班長を決める際には、絶対に自分がやってやると心に決めていました。班に勢いを付けるために自分が班長になり、誰よりも大きな声で引っ張っていくという気持ちが指導員に伝わり、班長を経験することができました。
春季研修とは違い時間が無い中、求められる内容や完成度をどのように上げていくのか班全員で話し合い、協力・激励し合いながら、より完璧なものへと近づけていきました。
研修最終日に行われた基本動作訓練コンテストでは、限界を作らず甘い考えを捨てるために、自らコンテストリーダーに立候補しました。優勝するために、どのように引っ張っていけば良いのか立ち止まることもありましたが、班員のみんなが意見を出してくれました。また、一人ひとりが違う視点から班内の動きを見ることができ、時間が無い中でもより完璧に仕上げるため厳しい声掛けもできた結果、コンテスト優勝を達成することができました。
今回の研修で、自分の意見を発信するだけでなく、仲間の意見を第三者からの目線でしっかり捉えることの大切さを学びました。また、春季研修よりも成長した同期の姿に刺激を受け、負けたくないなという気持ちも更に強くなり、業務への意欲もより一層高まりました。
これからの支店業務においても、常に自分自身に限界を作らず何事も全身全霊で取組んでいき、自身の成長へ繋げていきます。
研修スケジュール
研修内容と研修生の感想をまとめました。
合宿研修 1日目
▼
研修の目的を確認し、この半年間で抱える悩みや個人目標を面談します。
▼
チームワークや信頼関係を築き、精度を高めることを目的としています。
▼
「長所を活かして会社に貢献するには」
研修前に課題が与えられ、事前準備をしてプレゼン力を競います。皆で採点することで、何が評価されるポイントなのか、良い点と悪い点を確認しました。
私は、このプレゼンテーションで絶対に1位を取ると決めて実現させました。
100%の自信を持って取組んだため、本番も戸惑うことなく練習通りに行うことができました。
準備さえしっかりとしておけば、何事も楽しく自信を持って活き活きと取組むことができ、また心の余裕もできることを実感できました。
私は今回の研修を通じて、成功するには100%の自信が必要であることと、それと同時に自信さえあれば勝つことができることを身に染みて感じました。
(神戸支店 藤本)
合宿研修 2日目
▼
1分間スピーチ
長い歴史の中で名物化される1分間スピーチ。
アピール力と創意工夫を育てます。
▼
「スケッチ・ポンチ絵の基礎と描き方」
設計部、開発部のベテランによるタキゲンには欠かせないスキルを磨く人気の講義。
ポンチ絵は、頭の中の図をどう表現するのか難しかったですが、やりがいのある内容でした。手書きで立体物を描き上げる経験がなかったので、楽しみつつ学ぶことができました。
(大阪支店 登坂)
私は立体図が苦手で、うまく描くことができませんでしたが、講義でポイントを押さえるだけで、しっかりと描けるようになりました。商品知識も得られるので、今後の営業活動に活かせるように習得していきます。
(福岡支店 清水)
▼
チーム活動
「ピッタリレース」と「大縄跳び」の2種類のゲームでリフレッシュ。
▼
グループ討議およびプレゼン実習
モノづくりの会社だからこそ、自分たちの発想で喜ばれるグッズを創ってみよう。お題は「タキゲンらしいノベルティを創れ」。
グループ討議において、様々な案が出されましたが、私が出したA-140型マグネットの案が採用されました。
討議をしていくうえで、利便性を考えて皆でアイデアを出し、最初のアイデアから少し仕様が変わりました。
発表の結果、私たちのグループが1位に選ばれました。自分の原案で1位を取れたことは、とても嬉しかったです。
(名古屋支店 大宮)
討議に時間をかけすぎてしまい、プレゼン時間のギリギリまで準備にとられてしまいました。時間をかけたことで納得のいくノベルティをつくることができましたが、時間配分も大切なことなので、もっと経験が必要だと感じました。
(神戸支店 田中)
「視野を広げる」と目標を立て、全体が見えるように一歩引いていましたが、一歩下がるだけでは弱気になるだけだと気づきました。そこからチーム全体が全力を出せる空気を作ろうと切り替えて、積極的に行動していきました。
(浦和支店 望月)
サポートしてくれた班員のお陰で、班長という役割を全力で行うことができました。この経験により自分の意見に自信を持ち、目標であった「周りをよく見る力」を身に付けることができました。
(本社 加納)
一番きつい言葉で意見をたくさん言ったのですが、班員の皆は嫌な顔をせず私の意見を聞いて直してくれました。どんなときでも恐れず意見を言うことの大切さを、身をもって学びました。
(大阪支店 片山)
合宿研修 3日目
ラジオ体操・1分間スピーチ
▼
基本動作訓練コンテスト
チーム対抗で基本動作をコンテストします。一つひとつの動作を正確・機敏にチーム全体でまとめ上げます。
班員みんなで協力し合った結果、優勝を勝ち取りました。コンテストの練習を通して、少しの動作、正確性、キレにミスがあると、それらが積もって大きな差に繋がるのだと感じました。
(東京店 清田)
コンテストの練習では、自分のやるべき動作に不安があると周りに気を配ることができなくなってしまうため、自分のやるべきことをしっかりと把握し自信を持つことが、周りを見るためにも大切だと学びました。
(名古屋支店 浅井)
自分の発言が認められて、コンテストの動作の一つに取り入れられました。非常に嬉しかったです。間違いを恐れず意見を言うことが大事だと改めて気づかされました。
(福岡支店 船津)
▼
個人面談
▼
決意発表・閉講式
各人が今後どのような目標を立て、働いていくのかを決意として表明し、研修を終えました。
▼
各支店への帰路
自信が持てず、自己主張の苦手だった私が、本気で物事に取組み、皆とぶつかることができたのは、今後の大きな財産になると思います。これから困難があっても、今回の研修を思い出し乗り越えていきます。
(八王子支店 髙橋)
同期が言いたいことをためらっているとき、すぐ気づけるようになりました。よく班を見て、落ち着いて行動していたことで見えた場面ではないかと思います。今後、後輩ができたときにプラスになると感じました。
(名古屋支店 吉原)
積極的に思いや考えを伝える努力をする中、「冨浪が率先して発言をしていたから、皆も言い合えるようになった」と言われ、自分の努力が第三者から見ても分かるということを嬉しく思い、自信にもなりました。
(神戸支店 冨浪)
どうすれば班を引っ張っていけるのかを考えながら研修に挑みました。私は他の人よりも声が大きく枯れにくいことが強みだと分かり、誰よりも声を出して班をまとめていくよう取組みました。
(福岡支店 秀島)
春・秋の合宿研修を終え、新入社員たちは立派な社会人に成長しました。彼・彼女らにご期待いただくと共に、ご指導ご鞭撻のほどお願いいたします。