企業が実施している持続可能な環境への取組みをご紹介します。記事には空欄になっているところがあるので、考えながら読んでビジネスに活用してみましょう!

捨てていたものを資源として再利用

エコ活動と利益を追求するビジネスは相反すると思われがちですが、実際はそうではありません。単純に資源の使用量を減らすことでコストを削減するのは分かりやすい例ですが、そのほかにも、今まで捨ててしまっていたものを再利用することで、処理費用を削減できるという一面もあります。形を変えて資源をリサイクルすることでプラスの利益をもたらす、そんな「循環型」のエコモデルを成功させている企業の取組みをご紹介します。

【ホテルニューオータニ】
「エコ」と「おもてなし」の両立【(A)】を徹底的にリサイクル

約2万坪という敷地内に、1,479室の客室と37のレストラン、33の宴会場を有するホテルニューオータニ。おもてなしの中枢を担う厨房では、1日に約5tもの生ゴミと1,000tもの排水が発生します。しかし、開業当時からエコへの先進的な取組みを続けており、これらをリサイクルすることで有効活用しています。まず生ゴミは、丁寧に分別した後、全て施設内のコンポストプラントに送られます。そこで乾燥・細分化されたものを1次発酵させ、有機堆肥を製造。提携農家へ販売し、そこで収穫された野菜や米を再びホテルで使用する食材として購入しています。また、厨房排水は施設内に設置された中水造水プラントで回収。浄化した後はトイレの洗浄水や庭園での散水として使用するなど、無駄のない循環型のリサイクルを達成しています。

これらをはじめとするエコ活動は、施設を維持するためのコスト削減にも貢献。広大な敷地と施設力を活かし、未来を見据えた循環型のエコモデルを推進しています。

(A) 生ゴミと排水


家庭の生ゴミ処理に注目
乾燥式や【(B)】式の生ゴミ処理機

キッチンに漂う生ゴミの悪臭にお困りなら、家庭用生ゴミ処理機を導入してみては?ゴミの削減にも繋がり一石二鳥!コンパクトな卓上タイプから大容量タイプまで様々なサイズがあり、熱で水分をとばす乾燥式、微生物の力を使うバイオ式、両方を兼ね備えたハイブリッド式に大別されます。自治体によっては購入費を補助してくれる場合もあるため、ぜひ一度、お住まいの自治体HPをチェックしてみてください。

(B) バイオ