企業が実施している持続可能な環境への取組みをご紹介します。記事には空欄になっているところがあるので、考えながら読んでビジネスに活用してみましょう!

日本でも始まった繰り返し使える容器

薄くて丈夫なプラスチックの開発や、プラスチックから別の製品へのリサイクルなど、プラスチックを巡るエコ活動は日々進歩しています。そんな減プラスチック、脱プラスチックを目指す時代の流れから、ヨーロッパではコーヒーやお弁当などのテイクアウト商品にもリターナブル容器が使われ始めており、その流れは日用品にも広がりを見せています。今回は、日本でも始まった繰り返し使える容器についての取組みをご紹介します。

【Loop Japan 合同会社】
お洒落な【(A)】容器で身近な日用品のエコ化を促進!

今、日本の大手メーカーや小売店が続々と参加している「Loop」というシステムをご存知でしょうか? 「Loop」とは、アメリカで始まった循環型ショッピングサービス。「捨てるという概念を捨てよう」という企業ミッションのもと、使い捨てプラスチックの削減を目指し、従来の使い捨て容器に代わる「リターナブル(繰り返し使える)容器」で商品を販売。使用後に容器を回収・再利用するサービスを提供しています。使い終わった空き容器は家庭で洗浄や分解をする必要がなく、そのまま回収ボックスに返却するだけ。専用の容器は10回以上繰り返し使用できる耐久性があり、洗浄のしやすさや衛生面の条件から、シンプルなパッケージデザインになっています。素材は高級感があるため魅力のひとつとなっており、容器のお洒落さで商品を選ぶことが、自然とエコな消費に繋がるというカスタマーメリットを生み出しています。今年5月には19店舗のイオンで販売・容器回収がスタートし、サーキュラーエコノミーのモデルケースとして、今後の展開が期待されています。

(A) リターナブル


身近にあるリターナブル瓶
見分けるポイントは【(B)】のマーク

ビール瓶や一升瓶、牛乳瓶が販売店で回収されていることはよく知られていますが、その他にも回収可能な瓶があります。それを見分けるポイントが「Rマーク」。飲料メーカーや生協などが主体となって販売しているものに付けられていることが多く、日本ガラスびん協会が規格統一リターナブル瓶と認定したものに付いています。お家にある瓶にマークが付いているかどうか、ぜひチェックしてみてください!
※回収拠点は地域により異なります。回収は販売店の自主的な活動のため、対応していない場合もあります。

Rマーク

(B) R