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東京都内の事業者所有の車からのCO2排出削減量 過去5年で、143万トン
日本国内を走っている自動車は、いったい何台ぐらいだと思いますか? じつは約8,000万台です。昭和41年が約800万台ですから、過去50年で10倍に増えています。
その結果、私たちの生活が便利になったことは確かですが、同時に排気ガスによる大気汚染、CO2(二酸化炭素)による地球温暖化などが深刻な問題になったことも否定できません。
東京都は、自動車による環境汚染を軽減しようと、2001年から環境確保条例に基づく自動車環境管理計画書制度を実施していますが、2011年からの5年間で都内の事業者が使用する自動車からのCO2排出量が143万トン(炭素換算)削減されたと発表しました。事業者が低公害車や低燃費車へ切り替えたこと、またエコドライブを実行し、自動車使用の合理化などの取り組みに励んだことが結果につながったとみられています。
東京都内の、しかも事業者が保有する自動車だけでこれだけの結果が出るのですから、もし国内のすべての自動車で同じ取り組みをすればどんな結果になるのか? 私たちの毎日の生活での自動車の利用を、いま一度考え直してみませんか。