AIとロボット配送センターの作業効率が2〜3倍に、コストの削減は約20%

通販大手のアマゾンが配送センターの作業にロボットを活用しているのは知られていますが、物流の分野ではアマゾン以外にも多くの企業でロボットの採用を始めています。

広い倉庫を人が歩き回って商品を探すのを止め、ロボットがセンサーで指示を受け、目的の場所へと移動、そして商品をパッケージの場所へと運んでいきます。作業効率が2〜3倍に向上し、配送センターのコストが20%ほど削減された例もあります。

そう遠くない将来、物流のイメージは大きく変わるでしょう。まず物流センターでロボットがピッキングから配送の手続きまでをする。それを自動運転のトラックが小売店へと運ぶ。そして小売りの現場ではロボットが商品管理や受注を担当し、消費者へはドローンが商品を運ぶ。いまは突飛に聞こえるかもしれませんが、部分的には実用化され、あるいは実用化への研究が進んでいます。精度が上がり、各分野を繋げれば、完成です。

ロボットもAIも信じられない領域へと研究が進んでいるので、やがてドラえもんのようなロボットが登場しても不思議ではありません。できればターミネーターは止めてほしいのですが。