
人間の自然消費が地球の1年分の再生産量を超えた日 8月8日
「アース・オーバーシュート・デー」をご存知ですか?別名を「地球生態系への債務日」といい、「人間による自然資源の消費量が、地球環境が持つ1年分の再生産量を超えた日」を意味します。環境問題に取り組む国際シンクタンク「グローバル・フットプリント・ネットワーク」が毎年発表しているもので、今年は8月8日に使い果たしました。
地球には再生能力があり、その範囲内で資源やエネルギーを使っていれば、いわゆる持続可能な社会をつづけていくことが可能です。しかし、現在、世界は自然資源の164%を必要としていて、当然ながら「アース・オーバーシュート・デー」も早まっています。2013年は8月20日、2014年は8月19日、2015年は8月13日、そして今年は8月8日です。8月9日から年末までは“未来の資源を奪いながら”暮らしていくことになります。
もし、今のペースで人類が資源を使いつづければ、2030年には「アース・オーバーシュート・デー」は6月末になると推計されています。つまり地球2個分の資源が必要になるということです。さて、来年の「アース・オーバーシュート・デー」は?
Question
「アース・オーバーシュート・デー」は、それが考案された当初、1993年には何月何日だったでしょう?
A. 10月21日 B. 11月10日 C. 12月4日