[第9回/三重県] 世界の注目を機に県民力で幸福実感へ

伊勢神宮

変化に富んだ地形と豊かな自然、気候の良さと海山の幸、伊勢神宮や世界遺産熊野古道、忍者の里など魅力満載の三重県。今年はサミットで世界に発信し、その注目度は高い。

「守る」「創る」「拓く」と「新しい豊かさ」を実感

三重県は「みえ県民力ビジョン」を打ち出し、県民力で幸福実感日本一をめざそうと、現在第2次中期計画(平成28年から)の活動に入っています。伊勢志摩サミットを契機に「世界に誇れる価値あるもの」「日本を代表する素晴らしいもの」「人々を幸福にできるもの」が三重県にあることを県民が自覚し、改めて内外に発信しながら自らも行動しようという主旨です。ビジョンの3つの柱「守る」「創る」「拓く」を実感し、さらに「新しい豊かさ」を享受できる県づくりに邁進中です。

東京の日本橋では三重県の食、風土、歴史、伝統、文化を紹介する新しいスポット「三重テラス」が開設中です。

高い技術力の集積と地域性

四日市コンビナート

四日市コンビナート

競争力のある製造業が集積する三重県。「輸送用機器」は桑名市、鈴鹿市、名張市、「電気機械」は四日市市、伊勢市、松阪市、「化学」は四日市市と、地域の特色を生かしながら県経済を支えます。

工業製品では「自動販売機」「陶磁器製台所・調理用品」「炭素黒鉛質ブラシ」「液晶パネル」「ろうそく」「接続器」「錠・かぎ」「天然・養殖真珠装身具」などが全国シェアNo.1(平成24年)。農林産物ではホンシメジ、なばな、さつき、つつじ、水産物では、伊勢えび、ばらのり、うるめいわしの出荷が日本一です(平成26年)。ちなみに海の幸を支える海女さんの数も900人以上と日本一です。

三重県の産業別構成は、第1次産業1.1% (全国平均約1.2%)、第2次産業40.8%(約24.9%)、観光業・サービス業などの第3次産業57.2%(約74.0%)となっています。

※データは平成26年度/三重県戦略企画部統計課より

多彩なアミューズメント県割引特典キャンペーン中

ナガシマスパーランド

ナガシマスパーランド

三重県は日本有数のアミューズメント県。なかでもナガシマスパーランドは温浴施設、遊園地、宿泊施設などが取り揃い、遊園地の絶叫マシンでは「東の富士急、西のナガシマ」と横綱級。現在フライングコースター「アクロバット」が話題です。また人気植物園「なばなの里」は世界中のベゴニアと季節毎の花々が広い園内に咲き誇ります。覚えておきたいのが毎年10月から始まるイルミネーション。その規模、内容は別次元です。そして体験派におすすめは鈴鹿サーキットを最新EVカートで走る「サーキットチャレンジャー」。国際レーシングコースを地面すれすれに走行します。夏の夜には非現実的な美しさが際立つ四日市コンビナートの夜景。陸からも海からもアプローチできます。

とばーがー

とばーがー

食ではアワビがまさに旬。黒、赤、白の3種類で歯応えと甘味をお造りや焼きアワビで楽しめます。変わり種では、B級グルメの「とばーがー」が人気で、じゃこ、カキ、活鯵、伊勢エビなど地元の海の幸を使った逸品です。

現在「サミットありがとうキャンペーン」を実施中。食べる・買う・泊まるが割引特典でお得です。