[第11回/鹿児島県] 魅力に満ちた「本物。鹿児島県」

桜島

桜島

鹿児島県の魅力は盛り沢山です。火山と海と島が織りなす雄大な自然、豊かな食文化や温泉、島々での多様な暮らしと人の絆。「本物。鹿児島県」はいま、新知事も誕生。

雄大な自然と豊かな恵み

西大山駅

西大山駅

鹿児島県は西に薩摩半島、東に大隅半島を有し、奄美大島、種子島、世界自然遺産の屋久島、口永良部島をはじめ、南北600キロに及び大小605もの離島(有人離島28島)があります。県の中央には雄大な桜島と美しい錦江湾が織りなす代表的な景観が広がります。

豊かな自然は食の恵みとなり、観光資源となり、自然再生エネルギーにも利用されています。

鹿児島県は本物の素材が多く、オクラ、さつまいも、そらまめの収穫量、黒毛和種(和牛)の肉用牛、豚、ブロイラーの飼養数(頭数・羽数)、ブリ、かんぱち、うなぎの養殖生産量、また焼酎の生産量が日本一です(2012年データ)。他にも、鉱石1トン当たりの金の含有量が40グラム(世界平均5グラム)と世界最高品質の金山、菱刈鉱山の毎年約7トンの産出量や、自然界では鶴の渡来数、ウミガメの上陸数、樹齢7200年の縄文杉(屋久島)などが日本一です。ちなみに桜島は噴火回数が世界一多い火山です。

食品関連産業が強い製造業

鹿児島県は、「かごしま製造業振興方針」(平成28年から32年)の改定を行い、「イノベーションと付加価値の創出・向上」「国内および海外における販路の拡大とビジネス展開」「企業立地の促進」「製造業の人材育成」の4つの柱で産業振興を図っています。

県内の工業製品出荷額は、約50%が食品関連産業という特徴があります。製造品出荷額は食料、飲料、電子、窯業、電気の順となり、この5業種で全体の82%を占めます。
鹿児島県の産業別構成は、第1次産業3.6% (全国平均約1.2%)、第2次産業18.2%(約24.5 %)、観光業・サービス業などの第3次産業78.2%(約74.3%)となっています。

※データは平成25年度/鹿児島県企画部統計課より。

『本物の旅 かごしま』

鹿児島map温泉の源泉数が大分県に次ぐ全国2位の鹿児島県。中でも一大温泉郷の指宿は、天然蒸し風呂の砂むしが有名です。景色の良さでは、海越しに開聞岳を眺める「たまて箱温泉」と東シナ海の夕日を堪能できる「枕崎なぎさ温泉」、山のふところに抱かれる霧島温泉郷が人気。

観光では、指宿の田良岬沖に浮かぶ無人島「知林ヶ島」。10月までの大潮の干潮時には砂の道「ちりりんロード」が現れ、歩いて渡れるムード満載の神秘的な島に変身します。また指宿の南側、JR日本の最南端駅「西大山駅」では、開聞岳を背景に撮る記念写真が印象深い絵になります。

県のホームページ内には、バナー『本物の旅 かごしま』があり、楽しい情報が満載です。中でも、“KAGOSHIMA by ROLA”は、タレントのローラが県内各地を撮影する写真とメーキング映像が話題です。ぜひアクセスを。

とんこつ

とんこつ

最後に黒のつくものが美味い鹿児島県。黒毛和牛、黒豚、黒酢、黒糖、黒まぐろなど、食の宝庫も堪能してください。暑い時期には郷土スイーツである天文館むじゃきの「白熊」をぜひ。
郷土料理の「とんこつ」、端午の節句に作られる菓子「あく巻き」も要チェックです。