工業用錠前編 【同番と鍵違い、鍵管理】

家庭でみられる一般建築用錠前とは異なる工業用錠前。タキゲンではあらゆるシチュエーションに対応した高セキュリティの錠前を開発しています。マスターシステム、鍵違い、指定同番、お客様専用番号にも対応できます。
錠前に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。ご購入いただく前の参考としてください。

Q.同番と鍵違いは何が違うの?

A.

タキゲンのカタログに記載されている同番は、そのキーコードの商品が大量に販売されているものになります。

鍵違いがあたりまえである建築用の錠前(玄関の錠前)とは異なり、工業用の錠前は複数の扉を1つの鍵で施解錠するために同じキーコードで運用されるのが一般的です。同番の代表的なものとしてNo.0200があります。

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Q.同じ設備内の鍵は1つで管理したいけれど、 どこでも開いてしまう同番ではちょっと心配

A.

そんなときには鍵違いの中からキーコードを1つ選び、その番号で統一することができます。 「鍵違い同番」とタキゲンでは呼んでいます。

Q.公共施設や高いセキュリティが必要なため、 スペアキーを簡単に購入できないようにしたい

A.

お客様専用番号として、キーコードを永久欠番として登録することが可能です。スペアキーを製作する場合は、登録者の確認を行い、承認された場合に限り行います。管理費が必要になります。

Q.マスターシステムを構築したいけれど、 どうやって注文すればいいの?

A.

鍵違いで運用するが、非常時は1本のマスターキーで施解錠できるマスターシステムを構築する場合は、設置する錠前の個数に対して、マスターコードを細かく設定していきます。お客様の要望を伺いながら最適な形をご提案いたします。

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Q.複数の扉を1つの鍵で運用したいが、鍵を紛失した時に その都度全ての錠前を交換するのが大変

A.

自動販売機のように広範囲にわたり設置してある場合は盗難を防止するために一刻も早く鍵を交換しなければなりません。新しい錠前に交換するために錠前の手配や、作業者の手配が大変です。そのためタキゲンでは簡単にキーコードを変更できるチェンジキーがあります。購入には、設置する錠前の数や可変数などのお客様の使用条件を確認したあと特注にて製作することができます。

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