1973年(昭和48年)の発刊以来『タキゲンニュース』は社業の成長とともに歩んでまいりました。そこで本誌バックナンバーより先代社長・瀧源秀昭の発言を抜粋する連載企画をスタートします。過去のメッセージから多くのヒントを現在に伝える、いわば原点回帰のページ。タキゲン製造の基本精神を学ぶ、未来へのアーカイブです。

タキゲンの歴史

タキゲンという会社の歴史は、私のおやじが目黒不動尊(瀧泉寺)で修業した坊さんの孫で、当時、五反田村に下りてきて瀧源製作所を設立したそうです。お袋は明治43年3月18日、瀧源商店という金物屋を始めました。これらがタキゲン製造株式会社の原点だと言えます。

私が仕事を進めるにあたって、社員を募りたいとお袋に相談したところ、お袋の故郷である「熊本県人が良いのでは」と言われ、井本君、安村君をはじめとした高卒7人の士たちが集まりました。

今でも憶えているのは、昔は盆暮れくらいしか休みがなかったので、皆、田舎に帰りたがるんです・・・。

切符を手に入れるため、東京駅まで行って徹夜して並んで買い求めたもんです―。そのときの思いを込めたのが、社歌の第2番「故国遠くはなれて…」なんです。

タキゲンとして初めての社員、井本君や安村君7人の士たちが、頑張って今日のタキゲンの礎を築き上げてくれたんです―。

タキゲン製造は今年で96年、あと4年でちょうど100年になります。創立100周年を記念して、新しい第2タキゲンビルを創ろうと、今計画中です―。

(2006年4月号 創立96周年記念式典・入社式スピーチより)