1973年(昭和48年)の発刊以来『タキゲンニュース』は社業の成長とともに歩んでまいりました。そこで本誌バックナンバーより先代社長・瀧源秀昭の発言を抜粋する連載企画をスタートします。過去のメッセージから多くのヒントを現在に伝える、いわば原点回帰のページ。タキゲン製造の基本精神を学ぶ、未来へのアーカイブです。

結果より過程を重視

賞与評価や賃金問題など、ずっと手を着けていないので、就業規則から始まって、規定を大幅に直さなければならない時代に来ています。

 何せ、私が最初に作って30年間そのままのものもありますし、最近作ったものもあります。非常に矛盾が見えています。

(中略)

評価はあくまでも、アイデア提案や得意先訪問、電話訪問です。数字で出ますから明確ですし、文句の言いようがありません。

本当はBをつけるところを「あいつは面白くないから」とCにしてしまったりDにしてしまったりとか、人間というのはね、そんなところがあります。ですから、支店長の勘で評価するようなことはやらせないでください!

電話訪問を何件した、得意先訪問を何件した…。行くという努力が大切です、電話をかけるという気遣いが大切です。その数字で部下を評価するのです。感情で評価してはいけません。人間の質の問題ではありません。売上の問題でもありません。売上がいくらだから、あなたをこれだけ評価する、ということは絶対やってはいけません。

売上というのは運です。運が入っていることを評価してはいけません。それだけは、支店長はよく覚えておいてください。努力だけが評価の対象なのです。

男であろうと、女であろうと、居心地が良いというのが会社経営の基本です。

(2006年8月号 経営会議レポート より)