
1973年(昭和48年)の発刊以来、『タキゲンニュース』は社業の成長とともに歩んでまいりました。そこで、本誌バックナンバーより故 瀧源秀昭社長の発言を抜粋する連載企画をスタートしました。過去のメッセージから多くのヒントを現在に伝える、いわば原点回帰のページ。タキゲン製造の基本精神を継承する、未来へのアーカイブです。
あらゆる商売がインターネットで

日本ではインターネットが普及し始めた1990年代後半にネットショップが誕生。ネットショッピングに注目が集まる中、これまでの対面営業からネット上でお客様との直接取引きが主流になると考え、未来に向けて商売のシステムづくりを始めました。
これからの商売はインターネットでするようになっていきます。メーカーから直でお客様へ届ける。届けるのは宅配便です。恐らく5年か10年経つと、あらゆる商売がそうなります。
我々のようなパーツメーカーというのは、インターネット上で得意先と取引する時代が必ず来ると思います。
紙のカタログは要らなくなる、銀行振込、その他全部、収支の計算などもできるようになってくると、営業マンや支店のシステムは、どうなっていくのか、どう変わっていくのか…そういうことを考えざるを得ない時代がやってきます。
そんなことも頭に入れながら、5年くらいかけて皆さんと斬新なシステムづくりを急ぎましょう。
(2000年4月号 経営会議レポート より)