サステナブル社会に向けての製品開発

タキゲンは地球温暖化と環境に配慮した製品づくりに取組みます。
用途に合せて選べるよう、様々な材質を検討しています。
検討中のサステナブル材質の定義
❶プラスチックに石油由来ではない資源を混ぜることで、枯渇リスクの高い化石資源の消費を抑える。
❷二酸化炭素を吸収して酸素を排出する植物由来の有機物を使うことで、総合的に二酸化炭素排出量を削減する。
❸国内で入手可能な資源を使うことで、輸送による二酸化炭素の排出量を削減する。
❹土壌や海上で生分解する材質を使い、意図せずに捨てられても環境汚染を防止する。
❺材質および工程の変更により環境負荷を低減する。
1.農業廃棄物(非可食部)由来のポリプロピレン(PP)系バイオプラスチック ❶❷
1. パーム油の搾り房を配合
繊維質感があるため、見た目にも自然由来のものが含まれていることが分かります。

2.お米のもみ殻を配合
繊維質感がなく従来のプラスチックに近い外観を保ちます。

3.廃植物油を配合
石油由来のPPと同じ加工プロセスを使用できます。

2.植物由来の酢酸セルロース ❶❷❹
植物資源のセルロースと工業的に製造された酢酸を原料としたバイオマス素材。生分解性と透明性が特徴です。

3.無機物由来のポリプロピレン(PP)系複合材料 ❶❸
日本でも100%自給自足が可能な石灰石と熱可塑性樹脂を配合した素材。原材料調達の工程における二酸化炭素の排出量を大幅に抑えます。

メタリック原着のポリアミド(PA6)系複合材料 ❺
高輝度メタリックを材料生成時に着色したPA6素材。ガラス強化材と同等の剛性を保ちます。金属部品からの代替による軽量化と塗装やめっきレス化により、環境負荷を低減します。

このように、サステナブルな材質は様々あります。
タキゲンでは多くのお客様にサステナブルな製品を提供できるよう研究開発を続けていきます。
