タキゲンの半導体業界への取組み

IoTやAIなど、コンピュータ関連の新技術により飛躍的な成長を続ける半導体業界。タキゲンは、半導体製造装置向けのSEMIスタンダード適合品やクリーンルーム用のパーティクル対策製品も開発しております。

今回は、この半導体業界をクローズアップし、その関わりをご紹介します。

タキゲンと半導体 東北編

空前の好景気に沸く半導体産業!

semi201708-022017年も半年が経過し、東京オリンピックに向けての話題が少しずつ聞こえてくる7月、宮城県塩釜では1200年以上の歴史がある鹽竈神社例祭が行われ盛り上がりを見せたようです。仙台支店においても、お客様と一緒に東北を盛り上げていきたいと思います。

そんな東北経済は年初から話題であった半導体景気が予想通り右肩上がり中です。Windows 95が発売された1995年、ITバブルで始まった半導体サイクルからなんと20年以上経過しています。わが社ではDOSという言葉を知る社員も少なくなり、若者たちの半導体への知識はもはや技術の進化に追いついていません。

今回はそんな半導体業界とタキゲンの関わりについておさらいしていきたいと思います。皆さんご存知の通りタキゲンの主力事業は配・分電盤のハンドルや蝶番です。これらの商品をカタログ販売するなかで他業種でもタキゲン製品を使用していただけるようになりました。自販機、トラック、大型冷蔵庫、工作機械など、何の共通点も無いようですが、実は一つだけ共通するものがあります。

それは“扉”です。配・分電盤で培ったそれらの技術を他業種向けにカスタマイズし、新商品として展開してきた歴史があります。

“扉”を軸に半導体業界にも貢献していく

半導体業界とは、そんなITバブルと言われてからの最近のお付き合いになります。他業種と同様、半導体製造装置には“扉”が必ず使用されています。我々の従来の常識では考えられないような大きくて重たい蓋など、装置自体の重量が想定を超えるものばかりでした。もちろん配・分電盤の仕様では規格に合わないものばかりで、当時はSEMI規格って何?というレベルからの商品開発だったことを思い出します。

このように、半導体製造装置に関する部品を数多く開発してきましたが、実は半導体って何?と聞いて即答できる社員は多くはいません。かくいう私も勉強しながらの執筆です(笑)。

例えば世界一を誇るインテルのCPUはパソコンの構成部品であり半導体の一つです。よってパソコンやスマホなどの電子デバイスは半導体の塊と言えるでしょう。

また盛んに報道されている自動運転、IOT(モノのインターネット)、ドローンはアルファ囲碁に代表されるAIで人間を上回る知能を擁して操作されようとしています。

このように、映画の『ブレードランナー』や漫画の『AKIRA』の世界が現実に迫っている世の中では、今以上に半導体が進化しニーズが高まることを認識しなければなりません。よって半導体業界は我々の知らない世界ではなく身近にある製品そのものであることを再認識して、近未来の新しい商品を想像しながら東北の夏を乗り越えたいと思います。

(仙台支店 水門)

タキゲンと半導体 韓国編

半導体市場が成長を続ける韓国

semi201708-04

私たちの生活おいて半導体機器は切っても切り離せない存在ですが、半導体とは何でしょうか。

簡潔に半導体とは、「情報の記憶」や「数値を計算する」などの電子機器の頭脳に当たる機能を果たしています。例えば、パソコンやTV(液晶)・太陽光発電など様々な分野・機器に使用されています。

そこで半導体事業が活発な韓国の状況を報告致します。韓国の半導体市場は近年急激に伸びてきており、市場は幅広く、多種多様に大きな広がりを見せています。要因の一つとして、有機EL(OLED)・NANDフラッシュメモリ(記憶装置の一種)・DRAM関連(記憶装置の一種)の普及が該当してきます。
有機ELは当初同じサイズの液晶TVと比較し約3〜4倍と高額でしたが、サムスン電子が自社のスマホ旗艦モデルに搭載することをはじめ、中国のスマホメーカーへも低価格攻勢をかけるなどの動きや、アップル社がiPhone端末のデザイン向上(差別化)を図り、従来採用していた液晶パネルから有機ELパネルへと切り替えるなど、有機ELパネル製造機器の普及拡大に拍車がかかっています。

半導体のシェアは韓国が圧倒的

semi201708-03NANDフラッシュメモリは、2016年度の世界シェアで6社に絞られ、そのなかでも韓国企業がおよそ半分のシェアを占めています。なお、2013年からサムスン電子がシェア1位を継続している状況です(図1)。

DRAMに関しても、半導体メモリの売上高を2016年度で企業別にみると韓国企業が上位2社となり、サムスン電子がシェア約47・5%、SKハイニックスが約26・7%で、2社のみで全体の74・2%もの世界シェアを誇ります。繁忙期の需要増加にパソコン・モバイル・サーバーなど用途別DRAM製品の価格高騰が重なり市場規模が大きくなり売り上げも伸びています。

このように韓国企業が半導体関連の世界市場の上位を占めており、半導体機器の移り変わりも伴った設備投資の拡大が売り上げ好調の要因に繋がっています。

半導体機器関連で使用されるタキゲン製品は、大まかに密閉大型ハンドル・重量用蝶番・レベルアジャスター・パチン錠が中心となっております。ご興味をお持ちのお客様は、ぜひ最寄りの支店へお問合せください。

(韓国タキゲン 丹村)

関連製品のご紹介

mailnews_201708-16

超重量用レベルアジャスター【KC-275-TR】(開発中)
タキゲン最大級を誇る許容荷重のレベルアジャスターをご紹介します。シャフトの種類は42、52、60mmと三種類。大型装置に最適な下からの電動工具による取付けが可能です。専用台座と共にご利用ください。

mailnews_201708-15

大型密閉用連動ハンドル【FA-1730】/大型密閉扉用多軸蝶番【FB-1736】
真空チャンバーに最適なロック装置のご紹介。多軸蝶番と連動ハンドルを組合わせて使う事で、装置を守る設計になっています。真空排気され、扉が筐体側に引き込まれると、ロックが解除されます。

mailnews_201708-14

プラスチック埋込み取手【AP-30】
2016年度版 SEMI S8-1116(SESC6.8)対応の埋込み取手を新しく開発。UL規格適合素材(UL94V-0)を使用し、ホワイトカラーが追加されました。

mailnews_201708-13

ステンレス埋込み取手【A-1030】
2016年度版 SEMI S8-1116(SESC6.8)対応の埋込み取手を新しく開発しました。

タキゲンの特注品開発集団が、
金属加工、樹脂成形技術で課題を解決します。

semi201708-05

タキゲンではお客様のご要望を具現化するために「ないモノを創る」設計部署があります。100年にわたり培われた技術で、多彩なニーズに応えます。