鍵を持たなくても扉の施錠ができます。戸建住宅向けに開発しました。【宅配ボックスラッチ錠】

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キーレスで操作が簡単!

宅配業界でいま話題になっているのが再配達の多さです。国土交通省によると、年間の総取扱量のうち再配達されているのが約20%。特に宅配ボックスの活用で再配達率が大きく下がったというデータがあります。トラックが再配達で排出するCO2削減にも貢献します。

box_aそんな宅配業界を取り巻く現状に、産業用錠前の技術で開発したのが、タキゲンの宅配ボックスラッチ錠です。開発にあたった新潟支店と名古屋支店、2名の営業担当に話を聞いてみました。

急速に広がる宅配ボックスのニーズ

■ 今回発売される宅配ボックスラッチ錠の開発にあたって、その経緯を教えて頂けますか?

box_2私の担当しているお客様の中で、新たに宅配ボックス事業を立ち上げたいというお客様から相談がありました。

当初は、ダイヤル錠の使用も検討されていましたが、機能面、コスト面で満足のいくものは見つけられず、新たに開発することになりました。「配達員が中に荷物を入れ、扉を閉めると鍵なしでロックされ、受取人は鍵で解錠して荷物を受け取る」という使い方の具体的なイメージを伺うことができました。そのイメージを形にすべく、すぐに製品づくりに取りかかりました。

配送会社の人出不足や配送料の高騰などを背景に、世の中で宅配ボックスのニーズが急速に広がり、お客様もスピーディな製品化を望んでいたため、製品設計部とともにタッグを組んで非常にタイトなスケジュールで動きました。試行錯誤した結果、このCP-500を提案することができました。

box_3インターネット通販の売上拡大が配達物の全体数を底上げし、再配達問題を引き起こす大きな要因になっています。再配達抑制に向け、弊社でも携わることができないか考え、私が担当しているお客様でポストを製作されている企業があり、情報収集を始めたのが開発のきっかけになります。

この過程において、戸建向けの宅配ボックスの製作を検討しているということがわかり、共同開発を提案しました。

お客様の要望は、前入れ前出し型(荷物を出し入れする扉が1枚)と貫通型(配達員が入れる扉と受取人が取り出す扉が別々)のどちらでも使用できる錠前を要望されておりましたが、今までにない錠前のため、仕組みを理解することに苦労しました。簡単な絵を描き、お客様との認識の共通化を計ることによりニーズに合せていきました。

取手、ラッチ、錠前を1つに集約。トータルコストを削減

■ 宅配ボックスラッチ錠2種類について、特徴を教えてください

永田 2種類とも「配達員が鍵を使わずにロックでき、受取人は鍵を使って解錠できること」が一番の特徴です。非常解錠機構も備えているため、万が一ボックス内に人が閉じ込められた場合、施錠状態であっても脱出することができ、リスク対策にも配慮しています。

また、施解錠に必要な機能はCP-500、CP-578が全て備えているため、これ1つ取付ければ取手やラッチ機構、錠前機構を別々に取付ける必要がなく、部品点数を減らし組立て工数を減らすことで、トータルコストを抑えることにも繋がります。

濵本 CP-578はさらにつまみが大きくインジゲーターが付いています。開いているのか、閉じているのかが目視で分かりやすくなっています。また、製品の奥行を伸ばすことにより、複雑な構造の錠前を組込むことができました。CP-500、CP-578ともにマスターシステムを組込むことができますので、ご相談ください。

■ 戸建向けの宅配ボックス以外には、どのような所に使えますか?

濵本 戸建向けの仕様にはなっていますが、集合住宅でも1家に1台設置の場合は使用できます。その他、ロッカー・ポストなどにも使えますね。

宅配ボックスラッチ錠の仕様、ご購入はこちらから

説明動画

今後もお客様と協力開発で新しいモノづくりを

永田 配送に起因する事情だけでなく、生活リズムの多元化、ネット通販の普及で、今後更に宅配ボックスの需要は高まっていくものと思われます。その中で、宅配ボックスに求められる役割や機能も洗練され、多様化することが予想されます。

弊社としても、これから出てくる細かなニーズをしっかり掴みながら、お客様と情報を共有することで、新しいモノづくりにつなげたいと考えています。

濵本 現在、受領印押印機の引き合いも頂いています。また、受取人がボックスの扉を開けると反対側の扉のロックも連動して解錠するといった、新たな機構を搭載した前入れ後出しタイプ貫通型ユニットの製品創りを目指しています。

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