これまでに行われたタキゲン出展の展示会の報告レポート記事になります。
これからタキゲンが出展する展示会の情報については展示会出展告知をご覧ください。

ドイツ展示会視察レポート 〜世界最大級の鉄道と商用車の国際展示会を視察〜

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ドイツで開催された世界最大級の鉄道の国際展示会「Inno Trans 2016」と、世界最大級の商用車の国際展示会「IAA 2016」に、5人のメンバーが視察に行きました。最新車両やシステム、部品や架装、日本と欧州の違いなど、肌で触れ感じたことを報告していただきました。

【視察期間】2016年9月20日~25日
【視察メンバー】池田、 村田、 宮内、 山本、 天野

■ ベルリン
Inno Trans 2016 視察

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現車展示は迫力満点!

国際色豊かで大規模な展示会
9月20~23日にドイツのベルリンで開催された第11回「Inno Trans 2016」の視察に行きました。
Inno Trans展は鉄道車両をはじめ、ディーゼル機関、電気機器、運行管理、軌道、トンネルなど、鉄道産業全般を対象とした鉄道業界では世界最大の国際展示会で、2年に1度メッセベルリンで開催されます。総展示面積は20万㎡、出展社数は2800社以上(55カ国以上)、屋外展示場には145以上の車両が現車展示されていました。ドイツ国外からの出展社が60パーセント以上ということもあり非常に高い国際性を示していました。

欧州勢のブースは製品展示よりも談笑の場に
世界トップ車両メーカーである「アルストム」「シーメンス」「ボンバルディア」のビッグスリーをはじめとした欧州メーカーのブースには製品の展示がほとんど無く、技術を説明するパネルなどの展示も少ない状況でした。にもかかわらず、ブース内では多くの人がグラス片手に談笑していました。恐らくメーカーの営業マンと顧客とが、情報交換しあい後日商談するか、もしくは屋外に現物車両があるため、成り行き次第ではそちらに移動し打合せされるのではないかと感じました。

日本メーカーは展示方法に工夫を凝らす
日本のメーカーはJORSA(日本鉄道システム輸送組合)として10社以上が共同でホールを貸し切り、出展していました。また、その他に10数社が単独で出展。車両メーカーとしては3社ほど出展していました。
欧州大陸と地続きではないため現車を展示できない日本の車両メーカーは、シミュレーターに趣向を凝らしたり説明パネルに力を入れており、説明員も通常の日本の展示会の時より多く見受けられました。
今回の展示会視察で世界との差を感じ、勉強になりました。今回得た貴重な情報を基に、日本のお客様のニーズを聞き出し、新製品の製品化に力を注ぎます。

(情報開発部 宮内)

■ ハノーバー
IAA 2016 視察

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リアエンドフィンは、日本には無い部品でヨーロッパならでは。

最先端のトラック・商用車にみる最新技術や環境対策
ドイツ北部のハノーバーで開催された世界最大級の商用車国際展示会「IAA(International Automobil Ausstellung) 2016」の視察に行きました。海外の見本市は初めての経験で、その規模や最先端車両に多くの刺激を受けました。
最新車両の傾向として、自動運転化などのドライバー負担の軽減や騒音や排ガス、CO2削減など、環境に優しい車両作りをコンセプトに出展されているメーカーが多く、特に架装部分では空力を考慮し、スカートやリアエンドフィンなど長距離輸送に効果がある部品関連が目立ちました。

日本と異なる輸送形態
また日本と欧州の輸送形態も異なることが分かりました。日本では小口配送の車両も2t車などのトラックが活躍していますが、欧州ではバンが主流でした。これは意外と大きな違いで、バンは乗用車メーカー(フォルクスワーゲン・メルセデス・ルノーなど)から供給されており、リア扉のパーツやスライド扉のパーツが乗用車と同様に専用パーツとして製作されていました。
トラックの架装であれば汎用性の高い製品を部品専門メーカーが作り供給する形態です。
一方バンは専用パーツです。よって欧州の部品パーツメーカーの製品は、大型車両に特化した製品がラインアップされていました。やはり日本とは一味違う仕様でした。
色々な部品を見たり触ったり、非常に多くのことを感じ、学びました。
学んだことを活かし、日本に合ったモノづくりに展開していきたいと思います。

(情報開発部 山本)