働くタキゲンパーソン討論会。クロストークミーティング
日本の産業と生活を支えている、というやりがいと誇り。魅力ある大きなステージがここにはあります。
社員の人材育成を第一に掲げ、業界のリーディングカンパニーであり続けるタキゲン。そんなタキゲンの一端を担い、活躍している少壮気鋭の若い力たちを紹介しましょう。入社10 年未満の若い世代にタキゲンを大いに語ってもらいます。
就職先として、タキゲンを選んだ理由を教えてください。
私がタキゲンに興味を持ったのは、錠前や蝶番など、生活に欠かすことのできない製品を多く作っている会社だったから。それだけに売上も安定していて、安心して働き続けられる会社に違いない、と思いました。でも、気づいた時は、すでに説明会が終わった後。思い切って「いまからでもエントリーできますか?」と問い合わせると、なんと私一人のためだけに説明会を開いてくれました。こんなに人を大切にしてくれる会社なら“きっとたのしく働けるはずだ”と、ますます入社への気持ちが高まりました。
私は韓国の出身。母国の大学では日本語の教師を目指していました。日本で働きたい、と考えるようになったのは、ワーキングホリデーで来日したのがきっかけ。タキゲンの存在を知ったのは、会社のホームページでした。会社説明会のとき、採用担当の方の対応がとても親切で、魅力を感じたので入社を決めました。
私がタキゲンの名前を目にしたのは、学生時代のアルバイト。先輩が持っていた業務用の鍵がタキゲンの製品でした。第一印象から、今も変わらず“たとえ目立たなくても、社会の役に立つ製品をつくる会社”というイメージです。
仕事のどんなところに、やりがいや楽しさを感じていますか?
私は製品設計部で「標準品」と呼ばれる汎用性の高い金具を開発しています。すでに8,000点近くある製品を、より使いやすくするために設計変更を検討するのも業務の一つです。上司から命じられた仕事を処理するだけではなく、自分のアイデアを活かして図面や試作品を作り、それが新たに製品ラインナップに加えられた時に、やりがいと達成感を感じます。
中山/私は技術営業です。既存の取引先のフォローを中心に、新規顧客の開拓を手がけています。商談の現場では、「標準品の仕様を変更してほしい」といった特注オーダーを受けることも。そんな時、開発部や設計部と協力して、ものづくりにも携われるのが大きなやりがいです。
西澤/私は広報課で、製品パンフレットの制作や展示会の企画・運営などを担当しています。仕事のおもしろさを感じたのは、入社1年目にはじめて一人でパンフレットの編集を任されたとき。試行錯誤を繰り返して、なんとか完成したデザインを先輩に見せたら「こうやって西澤の作品が世の中に出て行くんだよ」と言われたことに感動しました。やりがいと同時に責任も大きな仕事です。
社会人になってから、学生時代と比べてどんなことが変わりましたか?
私は総務部に所属していますが、“社員にとって働きやすい環境”をつくるために、自分からさまざまな業務を手がけています。学生時代のアルバイトでは、“できれば面倒な仕事はやりたくないな”と思ったこともありますが、タキゲンに入社してからは“面倒な仕事こそ、もっと効率的になるやり方があるはず”と、前向きな考え方ができるようになりました。仕事への責任感が芽生えたのが、一番の大きな変化です。
石岡/学生時代には勉強とアルバイトに忙しく、生活にゆとりがありませんでした。しかしタキゲンに入社してからは、日々の仕事を振り返る“時間的なゆとり”が生まれて、自分の成長を実感できたり、この先、自分は“こんな仕事をしたい”“こんな生活を実現したい”など、目標を持てるようになりました。
岩本/学生時代は、試験前だけ勉強しても進級できましたが、仕事は毎日の積み重ねこそが重要だと感じています。夜更かしなどで体調を崩せば、せっかく任された仕事をやり遂げられなくなります。そのことで、迷惑をかけてしまう人も多い。いまでは規則正しい生活を心がけ、体調を管理するようになりました。
あなたにとって、タキゲンはどんな雰囲気の会社ですか?
染谷/社会人になると、会社は1日の大半を過ごす生活の場です。だからこそ、本当に打ち解けられる先輩や同僚に出会えたのが、タキゲンで働く大きな喜びです。給料をもらうためだけではなく、会社に来ることが毎日楽しみです。学生時代は月曜日が憂鬱でしたけど、今はそんなことはありません。休日に会社の仲間たちと、一緒に遊びに行くことは多いですよ。
西澤/タキゲンは、社員ひとりひとりのことを、とても大切にしてくれる会社です。アイデア提案という月に一度社員の提案を募る制度があり、良い提案は積極的に取り入れています。全社員必ず提出するので、常に考える力が鍛えられます。また、産前・産後休暇や育児休業の制度を利用して、子供を産んでから復帰する先輩も多くいます。
岩本/とにかく社員同士の仲がいい。全社員の名前を覚えている、というツワモノもいるぐらいです(笑)。実は、中山さんとは寮で同じ部屋に住んでいたルームメイトでしたが、社会人になりたてで不安を抱えていたとき、ずいぶんプライベートでも相談に乗ってもらいました。
会社のことや仕事のこと、将来の夢を聞かせてください。
中山/会社には、これまでに培った技術力や信頼を活かして、どんどん新しい分野に進出してほしいと思います。「タキゲンはないモノを創り出す会社です」 タキゲンの開発力と営業力を活かせば、あらゆる分野でも活躍できることでしょう。営業としては、まったく手がけたことのない新しい分野で、新しいお客様に出会えるのが楽しみです。
染谷/私個人の目標は、自分の力でさまざまな仕事をこなせるようになることです。また、タキゲンには、まだまだ成長のチャンスがあると思いますので、その手助けになるような仕事を、積極的に見つけていきたいです。
石岡/タキゲンは、さまざまな製品で国内トップクラスのシェアをもっています。これから先は進出している韓国、中国、タイ、台湾以外の海外市場においても高いシェアを目指して欲しい。日本の品質管理レベルは世界で最も厳しいですから、高い精度が求められる場面でこそ、タキゲンの製品は活躍すると思います。アジアや発展途上国だけでなく、欧米でもタキゲンブランドが浸透してくれたら、社員として本当に嬉しいですね。
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