企業が実施している持続可能な環境への取組みをご紹介します。記事には空欄になっているところがあるので、考えながら読んでビジネスに活用してみましょう!

サステナブルな「スポーツマスク」

新型コロナウイルスの感染防止対策として、「新しい生活様式」を模索する動きが広がっています。その中でも「マスク」は、すでに私たちの生活に密着した存在になりつつあるアイテムです。エコという観点からも繰り返し洗って使える素材のマスクは高い注目を集めており、スポーツ界もその例外ではありません。ウィズコロナ時代のスポーツを支える、サステナブルな「スポーツマスク」についてご紹介します。

アンダーアーマー「UAスポーツマスク」
立体構造による【(A)】で呼吸楽々。

アンダーアーマーが今年6月に発表し、3万枚がわずか90分で完売となったUAスポーツマスク。「運動時に着けられるマスクを」というアスリートの願いから生まれたこのマスクは、感染防止とスポーツユースという2つの視点から開発が行われました。3層構造を採用し、撥水・通気・冷感の機能を実現。天候を選ばず屋外でのトレーニングも快適に行えます。また、鼻や口をふさがない立体構造によるエアポケット&伸縮性のある独自素材により、呼吸のしやすさも両立しています。隙間なく装着できるため、眼鏡やサングラスを着用しても曇りにくいのが特徴です。

(A) エアポケット


YONEX「スポーツフェイスマスク」
植物由来【(B)】の涼感効果。

バドミントンやテニス用品などのメーカーとして有名なヨネックスは、長年培ったスポーツウェアのテクノロジーをマスクに応用。スポーツウェアでは衣服内温度が約3度下がるという独自素材「ベリークール」を使用しています。この生地にはキシリトールが配合され、汗に反応して熱を下げる「吸熱反応」によって涼感効果を得ることができます。洗濯してもこの効果は簡単に消えることはなく、持続的にマスク着用時の不快感を軽減してくれます。紐調節機能があり、女性や子どもでも使用しやすいのが嬉しいポイント。家族皆の運動時に活躍するアイテムです。

(B) キシリトール