
企業が実施している持続可能な環境への取組みをご紹介します。記事には空欄になっているところがあるので、考えながら読んでビジネスに活用してみましょう!
花を手軽に楽しむサービスでフラワーロスを解消

私たちの生活に癒しと彩りを与えてくれる「花」。各家庭で楽しむことはもちろん、冠婚葬祭や贈答品として欠かせないものでもあります。しかし需要と仕入れの見極めが難しく、生花店では仕入れた量の約30~40%が廃棄されているという、ロスの多い商材です。さらにコロナ禍において法人の利用が激減したことで、生産者も厳しい状況に…。今回は、そんな花業界の苦しい現状に一石を投じる、素敵な取組みを行っている企業についてご紹介します。
【株式会社hanane】
【(A)】の生花を手頃な価格で。花を楽しむ文化を広げる「チャンスフラワー」
hanane代表の石動氏がドイツでフラワーデザインの修業をしていた際、多くの主婦たちが、食料品の買い出しとともに何気なく切り花を購入する姿を目にしました。その光景に衝撃を受け、日本でも気軽に花を楽しむ文化を根付かせたいという想いを胸に着目したものが「チャンスフラワー」です。チャンスフラワーとは、少し茎が曲がっていたり、花びらが変色していたりするため市場に出回らない規格外の生花のこと。何度も花農家に足を運び、想いを伝えることで仕入れを実現しました。チャンスフラワーは通常の半値以下で仕入れられるため、普段花を買わないけれど嫌いではない、という潜在層へリーチするにはもってこいの商材です。この個性あふれる花たちを1本100円で自由に選べる「花つみ」や、飲食とともにフラワーレッスンを楽しむ「花会」などを企画し、花と触れ合う体験を広げています。特に「花つみ」は、クリーニング店や帽子店など異業種の店頭でも実施。開催店舗からは顧客とのコミュニケーションツールとして活用しているという声が多くあがっているそうです。フラワーロスの解消とともに、笑顔の花を咲かせる「チャンス」を日本中に広げています。


(A) 規格外

フラワーロスの解消に!花の【(B)】サービス

音楽や動画配信サービスでお馴染みの「サブスク」ですが、お花にもサブスクがあることをご存知でしょうか?安価なものでは1,000円以下で始めることができ、一定期間ごとにお花を届けてくれます。お花の種類はお任せですが、販売店は注文を受けた分だけ買い付けができるため、無駄な仕入れによる廃棄が起こりにくいというメリットもあります。定期的に届くお花で、日々のくらしに潤いをプラスしてみては?
(B) サブスクリプション