2017年、「クリーンエネルギー自動車」4機種のシェアは、4.7%

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日常、私たちは「エコカー」と言いますが、では何を基準にエコカーと呼ぶかとなると、かなり曖昧です。少し燃費が良ければエコ、アイドリングストップ機能があればエコと呼ぶ傾向もあります。

しかし、エコカーの普及を推進する次世代自動車振興センター(経産省の外郭団体)などは、石油以外の資源を燃料にして走り、ガソリン車などより窒素化合物、二酸化炭素の排出量を少なくしたものを「クリーンエネルギー自動車」と定義し、具体的にはプラグインハイブリッド自動車、電気自動車、燃料電池自動車、クリーンディーゼル自動車が挙げられています。

2017年に国内で販売された四輪の新車は乗用車だけで4,386,377台(トラック、バスを除く)、うち上記の4機種は209,748台。まだ4.7%しかシェアがありません。政府は、運輸部門から二酸化炭素を削減するため、この4機種にハイブリッド自動車を含めて「次世代自動車」とし、2030年までに新車乗用車の50〜70%とする目標を掲げています。